FINAL FANTASY XV
今週のお題「映画の夏」
何週間か前のお題ですが勘弁していただきたい。
そしてFF15は発売延期ですか(この記事を書こうと思ったときはタイムリーな話題だったんや……!)。しかしディレクターのコメントで出てくる極上クオリティっていう単語は、なんていうかこう、無理やり書かされた読書感想文みたいな……いやこれはニュアンスなんですけど……なんかそんな感じがしてちょっと雑すぎない? って思いました。
そしてその雑すぎないって感想は今週のお題にも繋がってくるわけなのです。
観てきました、KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV !!!
ご覧になった皆さんの(掲示板とか)が良かったのですっごくワクワクしながら観に行ったんですが……ざ、雑ー! 展開超雑! ちょっと登場人物の皆さん自分の欲求に従いすぎじゃないですか……? 流れとか雰囲気とか考えましょうよ、と突っ込みたくなること多々。
しょっぱなから偉そうに文句をつけてしまって恐縮することしきりなのですが、そのくらいFFに期待していたということで一つ。
以下ネタバレをとっても含みます! これからご覧になる予定の方は注意してください!
まずはどんな内容だったかざっくり言ってしまうと、とある国の首都が攻め落とされるまでのお話でした。攻め落とされたのはクリスタルを擁していた魔法の国(?)ルシスで、攻め落としたのは機械の国(たぶん)ニフルハイムです。
主人公が属するのはなんちゃって魔法王国ルシス。主人公は故郷をニフルハイム帝国に攻められて(滅ぼされてはいない様子)ルシスに落ち延び、移民で組織される『王の剣』という組織の一員となっていました。なんとこの世界で魔法が使えるのはルシスの王族だけらしく、その力を貸し与えられているのが王の剣です。つまり王の剣も魔法が使えます。特殊部隊です。
物語は王の剣がどっかの拠点を防衛しているところから始まり、速攻で負けます。ニフルハイム帝国の『シガイ』と呼ばれる新兵器っぽい何かに良いようにやられます。『シガイ』超強そうです。明らか人間じゃ勝てない見た目をしています。ゲームでは戦えるのでしょうか。楽しみです。『シガイ』とか言われていますがめっちゃモンスターっぽい。ベヒーモスとか何頭も飼ってました。なんじゃそりゃ。どっちかっていうとモンスターは魔法国家が使うべきなんじゃないの? なんて思ってしまいますが、こんな疑問で躓いていたらこの映画は最後まで見られませんし、この記事だっていつまで経っても書き終わりません。そうこうしている間に二週間近く過ぎてしまいました……(白目
もうほんとにつっこみ所だらけで、いくら主人公がかっこいい台詞を吐こうが展開が熱かろうがCGが美しかろうがぜんっぜん! 気持ちが盛り上がらなかったので、クリエイターさんには恐縮することしきりなのですが、くっそつまんなかったという感想で締めたいと思います。
もうほんとひどかったんですよ! 何の意味もない登場人物の死(こいつが死んだことによって一人悪堕ちしましたが、それもマジで意味ない。逆に面白い)。敵国の将軍を自国の将軍として採用してしかもそれに最後まで気づかない。なぜか接近に気づけない敵飛行部隊! 七人くらい(出てこなかっただけかもわかりませんが)のテロ組織にいいようにやられる首都警備のがばがばっぷり。あっさり姫様を連れ去られる要人警護。首都が攻められることを知りながら、何の備えもせずにただ王子を脱出させることを優先した王様。そしてそのことを指摘されるもなぜかドヤ顔で「そうだ(知ってた)」とか言っちゃう馬鹿っぽさ。
締めるとか言っておきながらしつこく書いちゃったぜ。だってほんとうに酷いと思ったんですもの……。
あんまり文句ばっかり言ってもあれなので、でもでもff15には期待しています! というスクエニ信者アピールで今度こそ終わりたい。